課の送別会だった。
誰の送別会か。そう、僕である。
涙もろい僕だが、不思議と涙はない。今の職場には不満しかないことも一つの要因ではないかと思う。
しかし、現状肯定こそが最も悪しき思考だと、最近思い直すようになった。そういった意味で、京都市でやりたいことはまだまだ山ほどあった。それは幸せなことなのだろう。
僕は今月末をもって京都市を去り、宮城県へ戻る。
今思うと、被災地のため、というのは正解ではあるが満点ではない。
被災者のために尽力し、それを通じて僕は試したい。自分の可能性を。来るべき未来を。
※今月末をもって現在の職場を退職し、4月から宮城県に奉職します。詳細は後日。