いざ、高槻

 有給をとり、友人と2人で、おそらく5年はご無沙汰している母校、高槻高校へ行く。

 中学時代も含めて、5年間お世話になった吹奏楽部に顔を出す。恩師である顧問T先生は、さすがに多少の白髪が混じっておられたが、ご健勝であった。2時間近くお話しし、CDを寄付する。

 何だかんだで母校は良い。元気をもらった。部長時代に僕が書いた張り紙(“合奏中の出入りを禁ず”)がまだ張ってあるのを見て、どうにもむずがゆかった。(その下に小さく「文句のある奴は白須までこいや!」という同期Aの落書きもまだあった)

 吹奏楽部の中高生の礼儀正さに驚くと同時に、個人個人の顔の見分けのつかない自分を恥じた。同じような背格好で、同じ制服を着た面々を見分ける先生は偉い。

 また行きたい。そして、いずれは何らかの形で貢献したい。